続・「崖の上のポニョ」を観ました。
昨日の記事のつづきですが、
映画を観て以来、ポニョのテーマソングが耳からどうも離れません。
「ぽーにょ、ぽーにょ♪」のリフレインのところです。
トトロの歌とちょっとだけ雰囲気が似てます。ほのぼのしてるところとか。
それからポニョもトトロも不思議な生き物というところでは同じですね。
ただ違うところはやっぱりあります。トトロの場合は性別が不明でしたが、ポニョの場合ははっきり女の子と分かります。両者はそれぞれ人間の子供と出会いますが、ポニョの場合は異性愛の萌芽のようなものが感じ取れました。
トトロとさつき&めいの関係は友達そのもので、性別については意識しませんでしたが、ポニョとそうすけは仲良しの女の子と男の子という雰囲気でした。何て言うか、おませな幼稚園児っぽい感じです。
ポニョとそうすけの年齢が15歳くらいだったらラブストーリーになったかもしれませんね。
それから気が早いんですけど、次回作はどうなるんでしょうね。
個人的には「天空の城ラピュタ」みたいな壮大な冒険活劇を期待してるんですけど。
「千と千尋の神隠し」、「ハウルの動く城」、そして「崖の上のポニョ」。
この3作は人間愛が貫かれていて、悪人らしき人物は登場しても、どこか憎めないところがありました。
その辺がラピュタのムスカと違うところですね。ムスカの場合は完璧に悪役に徹し、主人公に優しさをかけることはありません。
それが作品を重ねるにつれて悪役らしい悪役がいなくなり、作品の雰囲気もどんどん優しいものに変わってきた感じがします。
今回のポニョに登場するのも優しい人ばかりです。ポニョの父はちょっと頑固な感じですが、それでも悪人ではないです。
この傾向の過渡期にあたるのが「もののけ姫」でしょうか。
この物語では、山を人間の手から守ろうとするもののけ姫と、それを退治して山を開発しようとする人間が争っています。この手の構図の場合、一見して環境を守ろうとするもののけ姫が正しいように思えますが、実は人間にも複雑な事情があり、引くに引けなくなっていることが明らかにされます。
こうすることで、登場人物に奥行きをもたせ、それが作品全体に深さも与えています。ムスカの場合は単純な野心家タイプなので、あまり人物的な奥行きは感じられません。
これはジブリの進化なのかな、と時々考えます。ふつうに考えればそうなんでしょうけど、この深さというは諸刃の剣のような気がしてなりません。
というのも、もののけ姫の行動にも正当性があり、森を切り開く人間にも正当性があった場合、観客はどちらを応援すればいいのか分からなくなるような気がするのですよ。要するに話が複雑すぎて混乱してしまうんです。
その点、ラピュタの場合はムスカという絶対悪が存在するので、観客は応援する人物について迷う必要がなくなります。
どちらを良しとするかは好みの問題なので人それぞれですけど、個人的には頭をつかわずに観れる映画が好きです。特に最近は。
というわけで、次はラピュタ型の冒険物を期待してるわけです。
映画を観て以来、ポニョのテーマソングが耳からどうも離れません。
「ぽーにょ、ぽーにょ♪」のリフレインのところです。
トトロの歌とちょっとだけ雰囲気が似てます。ほのぼのしてるところとか。
それからポニョもトトロも不思議な生き物というところでは同じですね。
ただ違うところはやっぱりあります。トトロの場合は性別が不明でしたが、ポニョの場合ははっきり女の子と分かります。両者はそれぞれ人間の子供と出会いますが、ポニョの場合は異性愛の萌芽のようなものが感じ取れました。
トトロとさつき&めいの関係は友達そのもので、性別については意識しませんでしたが、ポニョとそうすけは仲良しの女の子と男の子という雰囲気でした。何て言うか、おませな幼稚園児っぽい感じです。
ポニョとそうすけの年齢が15歳くらいだったらラブストーリーになったかもしれませんね。
それから気が早いんですけど、次回作はどうなるんでしょうね。
個人的には「天空の城ラピュタ」みたいな壮大な冒険活劇を期待してるんですけど。
「千と千尋の神隠し」、「ハウルの動く城」、そして「崖の上のポニョ」。
この3作は人間愛が貫かれていて、悪人らしき人物は登場しても、どこか憎めないところがありました。
その辺がラピュタのムスカと違うところですね。ムスカの場合は完璧に悪役に徹し、主人公に優しさをかけることはありません。
それが作品を重ねるにつれて悪役らしい悪役がいなくなり、作品の雰囲気もどんどん優しいものに変わってきた感じがします。
今回のポニョに登場するのも優しい人ばかりです。ポニョの父はちょっと頑固な感じですが、それでも悪人ではないです。
この傾向の過渡期にあたるのが「もののけ姫」でしょうか。
この物語では、山を人間の手から守ろうとするもののけ姫と、それを退治して山を開発しようとする人間が争っています。この手の構図の場合、一見して環境を守ろうとするもののけ姫が正しいように思えますが、実は人間にも複雑な事情があり、引くに引けなくなっていることが明らかにされます。
こうすることで、登場人物に奥行きをもたせ、それが作品全体に深さも与えています。ムスカの場合は単純な野心家タイプなので、あまり人物的な奥行きは感じられません。
これはジブリの進化なのかな、と時々考えます。ふつうに考えればそうなんでしょうけど、この深さというは諸刃の剣のような気がしてなりません。
というのも、もののけ姫の行動にも正当性があり、森を切り開く人間にも正当性があった場合、観客はどちらを応援すればいいのか分からなくなるような気がするのですよ。要するに話が複雑すぎて混乱してしまうんです。
その点、ラピュタの場合はムスカという絶対悪が存在するので、観客は応援する人物について迷う必要がなくなります。
どちらを良しとするかは好みの問題なので人それぞれですけど、個人的には頭をつかわずに観れる映画が好きです。特に最近は。
というわけで、次はラピュタ型の冒険物を期待してるわけです。
観に行きたい。
by umiko (2008-08-04 14:58)
もうちょっと経ったら劇場もすくと思います。
by meguru (2008-08-04 18:33)
子供が学校へ行きだしたらだね。
by umiko (2008-08-05 12:10)
その頃は空いてますね!
by meguru (2008-08-06 22:00)
あと三週間の辛抱で私は自由よ。
肩さえ治れば万々歳!
by umiko (2008-08-07 13:04)
完治が見えてきましたね!
by meguru (2008-08-07 19:40)
はい ご心配ありがとうございます。
明日から また 静養に入ります。
暑いから身体に気を付けてね。
by umiko (2008-08-08 11:00)
のんびりオリンピック観戦がいいと思います。
by meguru (2008-08-09 22:24)