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「崖の上のポニョ」を観ました。 [物語の鑑賞]

「崖の上のポニョ」を観てきました。

崖の上のポニョ

崖の上のポニョ

  • アーティスト: 藤岡藤巻と大橋のぞみ,大橋のぞみ,近藤勝也,藤岡藤巻,宮崎駿,久石譲
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2007/12/05
  • メディア: CD


ネタバレになるので序盤の印象だけを書こうと思います。

はじまりの舞台は海になります。ポニョが父の元を離れて陸にあがり、5歳の少年・そうすけと出会います。

ガール・ミーツ・ボーイ型の冒頭ですね。

映画の場合、冒頭で作品全体のイメージがまず呈示され、つづいて登場人物の状況を社会的な面や心理的な面から触れ、物語が本格的に動き出す最初の出来事が起こり、そして主人公のゴール(目標)が呈示されるという流れをとりますが、

ポニョもだいたいこの流れで最初の30分くらいが進みます。

この映画のイメージはやっぱり海ですね。ポニョが住んでいる美しい海の底のイメージと、人間が住んでいる汚れた海のイメージが対比的に描かれています。こんな風にさりげなく環境問題を匂わせるあたりがジブリですね。

物語が動き出すのはポニョとそうすけの出会いです。実にコミカルな出会いでした。

2人の関係はポニョ父の行動によって一度途切れますが、この出会いによってポニョは人間になりたいと願うようになります。それが究極的なゴールとなり、彼女は嵐の中盤へと突っ走りはじめます。

作品を序盤・中盤・終盤に分けるなら、やっぱりポニョの2度目の逃亡から中盤は開始すると思います。ここから先はぜひ劇場で観てみてください。

劇場の様子ですが、予想どおり、小さなお子様を連れた家族がほとんどでした。

ジブリの作品は少し難解なところがありますが、ポニョに関してはまったく考える必要がありません。

劇場に足を運ぶ前にネットで評判を見てから行ったのですが、多くの人が語っているように、

たしかに「感じながら観る」映画でした。頭で考える映画ではないです。

絵柄も写実的ではなく、どちらかというと抽象的でメルヘンチックな感じです。
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