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老人と海 [物語の鑑賞]

オリンピックも終わってしまったということで、

ひさびさに本の紹介をします。

ヘミングウェイの名作『老人と海』です。

老人と海 (新潮文庫)

老人と海 (新潮文庫)

  • 作者: ヘミングウェイ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1966/06
  • メディア: 文庫


老人が海で大物を釣り上げるのですが、帰る途中にサメに遭遇し、その獲物を食い尽くされてしまうという話です。

夏になると売れる本です。

海をモチーフに描かれている作品なので、夏という季節と結びつきやすいんでしょうね。

主な登場人物は、老人と、彼を慕う少年の二人。

どちらかというと少なめです。その分老人の心理が深く掘り下げられていて、

心理描写はかなり多めです。ストーリーを楽しむというより登場人物の心理を楽しむ本だと思います。

少年は序盤と終盤しか登場しませんが、老人との交流には心温まるものがあります。

物語の大半は海を舞台になっていて、読んでいると海に浮かんでいる気分になります。

8月もそろそろ終わりそうですが、夏の一冊にお勧めです。
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