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個人的な読書事情 [日記]

今日はひさびさに梅雨らしい天気、つまり雨なので、

家でおとなしく本を読んでます。

最近はひと頃に比べると、新しい本を買うことが少なくなり、

過去に読んだ本をもう一度読んだりしてます。

それは一度目の読書では見落としていたストーリーの伏線や登場人物の隠れた魅力、作者の狙いなどを発見するのが面白くなってきたからでもありますが、最大の理由は新しい本を買っても収納場所がなくなってきたからです。

十代の頃からの本もありますから、その数はかなりのものになってます。

数えたことはありませんが、たぶん2000冊オーバーです。

で、最近は本をブックオフに売ったりしてます。

どの本も愛着があるので手放すことには少々抵抗があるのですが、こればっかりはしょうがありません。

こういう作業を行っていると、自分にとって本当に大切と思える本は何なのかが自然と見えてきますね。

いくら売るといっても全部売ってしまうわけではなく、重要度の高い本はもちろん取っておきます。

ただ不思議なのは、何年か前は重要だった本も、今になってみると、

「どうしてあの頃はこの本にはまったのかな?」

と思えてくる本に出くわします。

たぶん価値観とか人生観とかが変わったからでしょう。

それにしても、本の整理には喪失感がつきまといますね。

処分しようと思った瞬間、この本を手放すとあとで重大な喪失体験を味わう気がして迷いが生じます。

これは本だけに限ったことではないのでしょうけど、

ものを手放すときは勢いが肝心ですね。

ある人が言うには、ものの処分は自分に対するある種の戒めになるとのことです。

というのは、不要なものの処分に心理的なストレスを感じることで、

その後は無駄なものを買う癖が抑えられるからだとか何とか。

たしかに、手元に残しておきたいもの、本当に大切なものって、実はそんなに沢山はない気がします。

そんなことを考える今日この頃です。
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